ワンピースの「ここがダメだ」 その1~4
ワンピース? だいたい知ってるよ。たまに面白いと思うこともある。
でも基本的には全然ダメだあんなの。その理由はね:
①ニコ・ロビンの技がきもち悪い
今のところ私が肉眼で確認した全ての技が気持ち悪い。
四肢が体幹を離れて「咲き出る」ことなどあるべきではない。これを気持ち悪く思わない感性によってはバラバラ殺人とか人肉食が可能になるであろう。
②気持ち悪いキャラが多い
何しろキャラが多い漫画だ。もう1,000体くらい出てるよね。
その中で不快なキャラに対しアファーマティヴ・アクションがとられているとでも言うのだろうか、常に・絶えず「画面汚し」が登場する。たとえば、
◆エンポリオ・なにがし。お釜
◆その他、お釜
◆「ぬらべっちゃ」とか言う奴
◆サイ女
◆ベッジの妻
◆チョッパーに医学を教えた婆
◆入れ替わったときのスモーカーとたしぎ(マジ不快だった)
③決めぜりふが寒い
尾田には文才がない。言葉の拙さは即ち頭の悪さに見えるので、尾田は頭が悪い(ように見える)。
大ゴマで太文字で「命がもったいない!」とか言ってっけど、感覚ズレすぎてて全然ひびきません。
※男の美学(女を守る、友を尊ぶ、己を貫く)みたいな古さびた思想については不問に致す。いまは何を言うかでなくどう言うかを問題にしている。
具体例を出したかったが手元にコミックスがないので引例が難しい。いま「ワンピース 場面」で画像検索した中で、いちばん傑作だと思ったのはこれだ ↓
◆奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りて来ない!”奇跡”ナメんじゃないよォ!!
これもなかなかのものだ ↓
◆何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!
④ルフィが神に愛され過ぎている
ルフィが金剛不壊すぎる。もちろん主人公とはそうしたものだ。いわゆる人間原理というやつで、主人公だから神に愛されているというよりは、神に愛されているから主人公なのだ。それにしたって、である。
それにしたってルフィが金剛不壊すぎる。嫁はいつも言っている。「どーせ海賊王なるんじゃろこの猿(ルフィのこと)」
もちろんルフィは海賊王になる。あ間違えた、「海賊王にルフィはなる」。そのためにはルフィは死亡してはならない。もとい「死亡してはルフィはならない」。そのためには、なるほど、絞首台の上からも彼は生還しなければならなかった。常人なら七度死ぬという毒を受けても。全身の水分が干上がっても。
しかし、神よ、寵愛にも程というものがある。こう度重なると、どんなピンチでも、こっちはハラハラすることさえできない。「どーせ海賊王なるんじゃろこの猿」
俺は絞首台のくだりが死ぬほど嫌いだ。あの長すぎるエース救出(未遂)のくだりも嫌いだ。ビッグ・マム軍からの撤退戦も「あっそ」「はいはい」の連続だった。
和の国篇でも最強生物カイドウの前にルフィとその一味は絶体絶命のピンチに陥るだろうこと必至。でも安心しろ、いつものやつだ。「どーせ海賊王なるんじゃろこの猿」。
ハイみなさんご一緒に。「どーせ海賊王なるんじゃろこの猿」。