古い古い話題「ト、言う話さ」

ぼくはチャゲアスが、というかチャゲが好きなんだが、というかシャケ茶漬けが好きなんだが、最近こんなの見つけた。

 


ASKA - 月が近づけば少しはましだろう (Live at ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 "SCENE")

 

こんなすごい歌手ほかにいるかな?「日本ニハ、イイ声の歌手、イマセンネ」と五七五で私に言った外人がいたが、その人はビョークフレディ・マーキュリーを念頭にそう訊いたということだが、今なら私は答えることが出来る。「いませんかね?どうでしょうか。う~んそんなこともないと思いますけどね」と。

こんどその人にASKAのこれ見せてみるわ。

その人にはその前に同じASKAのこの有名な動画でも見せるかな。

 


ASKA 国歌独唱 吉田秀彦 引退試合

 

こんなすごい君が代ハッキ聞いたことない。

 

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先に紹介した「月が近づけば・・」は2008年のライブだということで、それから10年、さすがに今はもう少し声も衰えているだろう。

しかし2008年に戻れるならASKAのこのコンサート聴きたいぜ。本当一生忘れられない感動だと思う。こんなの生で聴いたら。

YouTubeで音楽動画見てるとたまにそう思うことあるよね。「これ、このときこの場で、ナマできいてたやつがいるんだよな~」と。「したら、ど・ん・な・に・感動だろうな?」と。ツェッペリンのStairway to heaven(いくつかYouTubeに上がってるけど、あの一番すごいやつ)とかね。エレカシの有名な所謂「歴史前夜」とかね。

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 ちなみに、ASKAというと「何、あのかくせいざいの?」との反応がかえってくるようだ(実体験。「わたすあすかすきなんですぅ」と言うと「何、あのかくせいざいの?」と)。

私はよろず反社会的なもの犯罪、暗黒に惹かれ焦がれ自殺しまた応援してしまう性・質・性癖なので、というのは嘘だけども(嘘です)、

かくせいざいを所持してたか使用したか知らんがその程度のことで幻滅なしたり「裏切られた!」(?)と思ったり、思うのは自由だが言ったり、なんだか過去の作品の価値まで遡及的に下落せずんばやまずみたいに言ったり思ったりするのはホトホト料簡が狭いというか、もう牽強付会、いっそ荒唐無稽だと思うナ。

芸術家は(ASKAも立派にその一人だ)覚醒剤くらいやったって別にいいと思う。それでいい作品を作れるなら麻薬だってなんだってやったらいいよ。

芸術家は一国の国民である前に芸術家だ。私たちは彼があたかも私たちと同類であるかのように振る舞ってくれることにむしろ感謝すべきなのに。

だからあすかdrug freeじゃないよと聞いてもあすかパクられたよと聞いても、私のなかで飛鳥の価値はいささかも下落しない。好き。

むしろ、彼が芸術家として苦境のただなかから発した「第一声」がこんなに美しい楽曲であったことに私は打ち震えるような感動を覚えた。

 


ASKA - FUKUOKA (Official Music Video)